多焦点眼内レンズを用いた白内障手術について
松井眼科医院は先進医療認定を受けている道内でも数少ない眼科施設です。
「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」の先進医療施設に認定されたことで、術前術後の診察等に保険が適応できるようになりました。また、民間の生命保険の゛先進医療特約” の対象にもなり先進医療に係る費用が給付されることもあり、患者様の経済的負担が軽くなりました。
先進医療とは
先進医療とは、厚生労働大臣が保険適用外の先端的な医療技術と保険診療との併用を一定の条件を満たした施設のみに認める医療制度です。
松井眼科医院は、2016 年8月に多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術(白内障手術)を、厚生労働省の承認を受けた「先進医療」として実施できる施設に認定されました。2016年8月1日現在、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の先進医療認定施設は、北海道では当院を含め14件、道北地区では当院のみです。
費用について
先進医療に認定された医療機関以外で先進医療と同様の治療・手術を受けても先進医療とはみなされません。この場合、全てが公的医療保険の対象外となり診察料などを含め全額自己負担となります。(表1)
先進医療に認定されると、「先進医療にかかる費用」は自己負担となるものの、術前術後の診察・検査、薬代、入院等に公的医療保険が適応になり、今までよりも患者様の経済的負担が軽減されます。(表2)
手術費用:松井眼科医院 | |
---|---|
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術 手術費用 | 片眼 380,000 円(非課税) 両眼 760,000 円(非課税) |
表1…先進医療に認定されていない場合 | |
---|---|
先進医療に係る費用(手術費用) | 全額自己負担 |
診療・検査・薬代・入院料等 |
表2…先進医療に認定されている施設の場合(北海道内では当院を含め14件)2016 年8月1日現在 | |
---|---|
先進医療に係る費用(手術費用) | 自己負担 |
診療・検査・薬代・入院料等 | 保険適応(1割、3割の負担) |
さらに民間医療保険にご加入されている場合は…
先進医療に係る費用が全額給付 になることもあります 民間の医療保険の中には先進医療に係る費用を保障の対象にした特約やプランがあります。多くの先進医療保障特約の保険料は、月々100円などと割安で人気の商品となっているようです。先進医療に係る費用が全額給付されることもありますので、ご加入の保険会社へあらかじめご確認ください。
(例)先進医療の費用を保障する医療保険にご加入の場合の費用例 | |
---|---|
先進医療に係る費用(手術費用) | 保険会社より全額給付※ |
診療・検査・薬代・入院料等 | 保険適応(1割~3割の負担) |
※お支払い条件は保険会社によってことなりますので、詳しくはご加入の保険会社にお問い合わせください。
診断書について
生命保険への給付金の申請には医師の診断書が必要です。 松井眼科医院では診断書料 3,000 円(税抜)を別途頂いておりますのでご了承ください。
高額療養費・医療控除について
健康保険の「高額療養費」の対象になりませんが、確定申告時、医療費控除の対象になります。 ※保険給付に係る一部負担については、高額療養費制度が適用されます。
多焦点眼内レンズについては以下のリンクもご覧下さい